韓国のT-moneyの使い方|チャージ額の決め方と乗り換え・払い戻し【2026年11月確認】

韓国のT-moneyの使い方を、買う・チャージ・乗る・戻すの順に整理します。運賃・条件は2026年11月6日に公式ページで確認した内容です。改定されることがあるため、出発前にもう一度、末尾近くの確認先で確かめてください。運賃と乗り換えの条件は、ソウルの地下鉄・市バスのものです。釜山など他の都市の運賃は扱いません。本記事は物理カードのT-moneyを扱い、モバイルT-money、WOWPASS など他の交通カードは扱いません。

この記事の要点

  • チャージ額は「乗る手段の運賃×乗る回数」で決める(例: ソウル地下鉄10km以内・大人・交通カードは1回1,550ウォン)
  • 乗り換え割引は、降りるときもカードをタッチし、降りてから30分以内(21時〜翌7時は1時間)・4回乗り換え(5回乗車)までなら効く
  • 払い戻しは買った場所で、残りが5万ウォン以下のうちに。5万ウォン超は手続きが複雑になる

T-moneyは韓国の地下鉄・バス・タクシーに使えるチャージ式の交通カードで、地下鉄は1回券より安く乗れる

T-moneyとは、韓国の地下鉄・バス・タクシーなどに使えるチャージ式の交通カードのことです。日本のSuicaに近い使い方ができます。

ソウル地下鉄の10km以内・大人の運賃は、交通カードで1,550ウォン、券売機で買う1回用交通カード(1回券)で1,650ウォンです(2026年11月6日確認、Seoul Metro 運賃案内)。差は1回あたり100ウォン(編集部算出)で、乗る回数が増えるほど開きます。ただしタクシーは、残高が運賃より少ないと支払えません。

カードはコンビニや地下鉄駅で買えて、チャージと払い戻しも買った場所でする

買える場所は、コンビニ(GS25・CU・セブンイレブン・ミニストップ)とTmoney/cashbeeのステッカーがある店です。首都圏の地下鉄構内にあるカード自動販売機でも買えますが、こちらで買えるのはTmoneyカードのみで、cashbeeは対象外と読めます(韓国観光公社)。この買える場所の記述は、2021年更新の公式ページが根拠です。

チャージと払い戻しは、購入場所と同じ場所でします。カード本体の価格は店頭の表示で変わることがあるため、金額は書きません。買う前に店頭の表示と公式の案内で確認してください。仁川空港や金浦空港の売り場も、現地の案内表示に従ってください。空港から市内への移動手段は、別記事の仁川空港 AREX 直通 一般にまとめています。

チャージ額は「乗る手段の運賃×回数」で決まり、地下鉄中心で4日・1日4回(16回)なら24,800ウォンが目安

まず乗る手段ごとの運賃を引き、自分の乗る回数を掛けます。式は「運賃×回数」です。2026年11月6日確認の大人運賃は次のとおりです。

乗る手段1回の運賃(大人)条件
ソウル地下鉄1,550ウォン10km以内・交通カード使用
ソウル地下鉄(早朝)1,240ウォン営業開始〜06:30に乗車・交通カード使用(基本運賃の20%引き)
ソウル市バス(幹線・支線)1,500ウォン交通カード・現金とも同額
ソウル市バス(マウルバス)1,200ウォン交通カード・現金とも同額

地下鉄運賃は2025年6月28日に大人1,400ウォンから1,550ウォンへ改定された後の額です。バス運賃のページには更新日の表示がないため、2026年11月6日時点の表示として書いています。10kmを超える区間の運賃は、公式の運賃表で確認してください。

例として、地下鉄中心で4日間・1日4回の合計16回乗る場合は、1,550ウォン×16回で24,800ウォンになります(編集部算出。4日・1日4回は仮定で、公表値ではありません)。自分の回数に置き換えるときは、運賃×回数で計算し直してください。早朝の割引は、他の交通手段からの乗り換えには適用されません。

地下鉄10km以内・大人で16回乗ると仮定した運賃の合計は、交通カード24,800ウォンより1回券26,400ウォンのほうが1,600ウォン高い(カード本体代は含まない)。
地下鉄16回乗車の運賃の合計の比較(10km以内・大人。16回は仮定、編集部算出。カード本体代は含まない)。出典: Seoul Metro 運賃案内

チャージは1回1,000〜90,000ウォンで、残高は50万ウォンまで。少額ずつが基本

販売場所でのチャージは、1回につき1,000ウォン単位で1,000〜90,000ウォンです。地下鉄駅のチャージ機は最大500,000ウォンまで、カードの残高上限は500,000ウォンです(韓国観光公社)。

チャージ額の範囲と50,000ウォン超の扱いは、2021年更新の公式ページ(韓国観光公社)の記述が根拠です。

チャージは少額ずつにします。理由は、払い戻し額が50,000ウォンを超えると手続きが複雑になるためです(次の章)。操作の細部は店頭やチャージ機の表示に従ってください。

手順は次の順です。

  1. 買う(コンビニか地下鉄駅の自動販売機)
  2. チャージする(購入場所と同じ場所)
  3. 乗るときにタッチする
  4. 降りるときにもタッチする(乗り換えの割引に必要)

本記事のアイキャッチ画像はAI生成のイメージで、実際の券売機やレジの写真ではありません。

乗り換え割引は、降りるときもタッチし、30分以内(夜21時〜翌7時は1時間)・4回までなら効く

乗り換え割引が効く条件は次の表のとおりです(2026年11月6日確認、ソウル市 物価情報)。

項目条件
降りるときのタッチ降車時にもカードリーダーにタッチが必須
乗り継ぎまでの時間降りてから30分以内(21時〜翌7時は1時間以内)
回数4回乗り換え(5回乗車)まで
早朝割引(地下鉄・営業開始〜06:30)他の交通手段からの乗り換えは対象外
タクシー残高が運賃より少ないと払えない

避けたい判断は、「乗るときにタッチしたから十分」と考えることです。降りるときにタッチを忘れると、乗り換えとして扱われない可能性があります。改札のないバスでも、降りるときにリーダーへタッチしてください。

払い戻しは買った場所で残高だけが戻り、カード代は含まれず、5万ウォン超は手続きが複雑になる

払い戻しは購入場所と同じ場所でします。戻るのは残高で、カードの購入代金は払い戻される残高に含まれません(Tmoney公式ブログ)。手数料の金額や窓口ごとの上限は、公式ページで確認できなかったため書きません。払い戻しの前に、店頭の表示と公式の案内で確認してください。

最終日の残り残高やること
50,000ウォン以下買った場所で払い戻しの手続きをする
50,000ウォン超手続きが複雑になる。次の旅行ではチャージを少額ずつにする

最終日に使い切る考え方もあります。たとえば空港に向かう地下鉄やバスの運賃分だけ残し、ほかは先に使い切ります。

地下鉄に乗る回数が少ないなら1回券でも足りるが、回数が増えるほど交通カードとの差は開く

1回券は、地下鉄10km以内・大人で1,650ウォンです。券売機で買うときは保証金500ウォンも最初に入れるため、最初の投入額は2,150ウォンになります(編集部算出)。保証金は、下車後に返却機へ入れると戻ります(Seoul Metro 乗車券案内)。

乗る回数(地下鉄10km以内・大人)交通カード1回券運賃の差
1回1,550ウォン1,650ウォン100ウォン
16回(仮定)24,800ウォン26,400ウォン1,600ウォン

差は回数×100ウォンです(編集部算出。1回券の保証金は後で戻る分を除く)。この差にカード本体の代金は含みません。カード本体代は払い戻される残高にも含まれず、差額(回数×100ウォン)がカード代を下回る回数では、カードを買うほうが割高です。カード代の金額は店頭の表示と公式の案内で確認してください。乗る回数が数回なら1回券でも大きな差にはなりません。海外の別都市の例は、シンガポール 交通カードも参考になります。

運賃は改定されるので、古い日本語ページに惑わされず、出発前に運賃表と払い戻しの案内を公式で確かめる

地下鉄運賃は2025年6月28日に改定されました。韓国観光公社の交通カードのページは2021年更新で、旧運賃が載っているため運賃には使えません。購入・チャージ・払い戻しの記述の確認に使い、運賃は次の公式ページで確かめてください(2026年11月6日確認)。

確かめたいこと確認先
地下鉄の運賃Seoul Metro(ソウル交通公社)の運賃案内、ソウル市の Subway ページ
バス運賃・乗り換えのルールソウル市 物価情報の「バス」
購入・チャージ・払い戻し韓国観光公社の交通カードのページ、Tmoney公式ブログ

出発前の準備には、韓国 K-ETAの確認もあわせてどうぞ。

よくある質問

Q1. 韓国旅行ではT-moneyにいくらチャージすればいいですか

乗る手段の運賃×乗る回数で決めます。地下鉄10km以内・大人・交通カードは1回1,550ウォン、ソウル市バス(幹線・支線)は1,500ウォン、マウルバスは1,200ウォンです(2026年11月6日確認)。地下鉄中心で4日・1日4回の16回と仮定すると、24,800ウォンが目安です(編集部算出)。足りなければ少額ずつ足します。

Q2. 1回の乗車でいくらかかりますか

大人の場合、地下鉄10km以内は交通カードで1,550ウォン、ソウル市バス(幹線・支線)は1,500ウォン、マウルバスは1,200ウォンです(2026年11月6日確認)。10kmを超える地下鉄は、公式の運賃表で確認してください。

Q3. 乗り換え割引はどうすれば効きますか

降りるときもカードをタッチし、降りてから30分以内(21時〜翌7時は1時間以内)に次へ乗ります。回数は4回乗り換え(5回乗車)までです。

Q4. 余ったT-moneyは払い戻せますか

購入場所と同じ場所で払い戻せます。残高だけが対象で、カードの購入代金は含まれません。払い戻し額が50,000ウォンを超えると手続きが複雑になります。手数料の金額は、店頭の表示と公式の案内で確認してください。

Q5. 地下鉄の1回券とT-moneyはどちらが安いですか

地下鉄10km以内・大人では、交通カードが1,550ウォン、1回券が1,650ウォンで、1回あたり100ウォン交通カードが安くなります。16回乗ると差は1,600ウォンです(編集部算出。1回券の保証金500ウォンは後で戻る)。カード本体代は別で、この差には含みません。

Q6. 一度にいくらまでチャージでき、残高の上限はいくらですか

販売場所では1回1,000〜90,000ウォンまで(1,000ウォン単位)です。地下鉄駅のチャージ機は最大500,000ウォンまでで、カードの残高上限は500,000ウォンです。

出典

  1. 韓国観光公社「交通カード:Tmoney&cashbee」 (取得日: 2026-11-06)
  2. ソウル交通公社(Seoul Metro)「運賃案内」 (取得日: 2026-11-06)
  3. ソウル特別市「Subway」(英語・運賃表) (取得日: 2026-11-06)
  4. ソウル特別市 物価情報「バス」(運賃・環乗ルール) (取得日: 2026-11-06)
  5. Tmoney(事業者公式ブログ)「Getting Around Korea After You Arrive: The Only Transit Card Guide You Need」(2026-08-25) (取得日: 2026-11-06)
  6. Tmoney(事業者公式ブログ)「Can You Use Tmoney at Convenience Stores? Korea Guide (2026)」(2026-09-10) (取得日: 2026-11-06)
  7. ソウル交通公社(Seoul Metro)「승차권안내」 (取得日: 2026-11-06)